【作业中/未完成】【翻译】Febri Vol.53《Thunderbolt Fantasy 东离剑游纪2》特辑 小坂崇气访谈

2020-06-05

本翻译曾发布于本人的新浪微博@宅家吃土K喵喵 。

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日语原文&简中翻译对照版,仅供学习参考使用

《Febri Vol.53》P56 杂志原图 《Febri Vol.53》P56 杂志原图

P56

Interview

エグゼクティブプロデューサー・企画

小坂崇氣(ニトロプラス代表取締役社長)

コンテンツ制作会社・ニトロプラスの司令塔として数多くの作品に関わる小坂氏。虚淵玄の才能を誰よりも間近で見続けている彼は『Thunderbolt Fantasy Project』のどこに魅カを感じているのか。話を聞いた。 (取材・文/宮 昌太朗)

PROFILE

こさか・たかき 雑誌編集などを経て2000年に虚淵玄らとともにニトロプラスを設立。さまざまな話題作を世に問う。近年ではプロデューサーとして『映画刀剣乱舞』など、ゲーム・アニメの枠を超え、幅広い作品にも関わる。

―― 小坂さんと本作の関わり方からお伺いしたいのですが、最初に虚淵さんが「布袋劇が面白い」と持ちかけたことがきっかけだそうですね。

小坂 虚淵がサイン会で台湾に行ったときに、隣の会場でやっていたのが霹靂社さんのイベントだったんです。で、「こんな人形劇があるんだ!」と驚いた虚淵が大量にDVDを買い込んできて「これを日本に持ってこられないか」と。「自分の作品を布袋劇で作りたい」ではなくて「布袋劇を日本に持ってきたい」。そこから始まった話なんですよね。

―― 相談を受けた小坂さんとしては、戸惑いはなかったのでしょうか?

小坂 以前から台湾とビジネスをやっていたこともあって、わりと気楽な感覚で「面白そう!」と思いました。実は、以前台湾のCG会社と組んで、虚淵の脚本でアニメを作ろうという話があったんです。そのプロジェクト自体は途中で頓挫したんですけど、それへのリベンジみたいな気持ちもありましたし、新しもの好きという気質があるので、見たことがない映像に好奇心を掻き立てられましたね。

―― 実際に制作に関わってみて、大変なところはどこでしたか?

小坂 冷静に、これまでの霹靂社さんの布袋劇作品を見せていただいたときに、これをこのまま日本に持ってきても、すんなり受け入れてもらうのは難しいだろうと思ったんです。口ー力ライズの必要性は霹靂社さんにもこ理解いただいて、『Thunderbolt Fantasy Project』はかなり日本人に合わせた作り方になったと思うんですけど、それでもまだ踏み込みにくいと思われる方が多そうでした。なので、ビジネスよりも「こんなにいいものがあるんだから、みんなで見ようよ」という文化啓蒙の気持ちで臨みました。実際、第1期を終えての感触で言うと、ファンの方たちの熱量がとても高い。決して数が多いわけじゃないんですけど、とてもありがたいです。

―― それを受けての第2期でしたが、プロデューサーとしてはどのように、この第2期に臨んだのでしょうか?

小坂 虚淵はこれまで、いわゆる続編というものをほとんど作っていません。このプロジェクトを始めたときから、虚淵は「続けていく」ということを志していたんですけど、先の話をしっかり決めずに続編を継続的にやるというのは、虚淵にとって初めての経験じゃないでしょうか。だから、彼が脚本を書き上げられるのか。しかも、書き上げたものに対して納得して、「続けたい」と思えるかどうか。そこは彼にとっても、見守る僕やグッドスマイルカンパニーの安藝さんにとっても挑戦だったと思います。結果、素晴らしいものができましたね。

―― すでに第3期の制作が発表されていますが、それ以降の展開もあるのでしょうか?

小坂 布袋劇にはとてもポテンシャルがあると感じているので、このプロジェクトに関しては「続ける」ことをテーマにファンを増やしたい。どこまで続けられるかわかりませんが、例えば、新しいスタッフを迎え入れたりなど、さまざまな形で布袋劇作品の魅力を広げ続けていくことができれば面白いな、と。虚淵も含めて、そんなことを話しています。

〈完〉